【イワナの養殖に挑戦・長野県朝日村斉藤正文さん】2010.4.9 ついついペコ ニッコウイワナ体長約30センチ 35年ほど前から「ヤマメ屋」として名が通っている、長野県北アルプス山麓朝日村の船ケ沢養魚場の斉藤正文さんは、初めてイワナの養殖に取り組んでいる。 斉藤さんは、ヤマメの養殖一本でやってきた。しかし「それだけではやっていけない」と、本流の鎖川にもいるという、ニッコウイワナを入れてみた。幾つもある池は、魚の成長の違いで分けている。そのうちのひとつの中央の大きな池では、体長30センチほどのイワナ約200匹が悠々と泳ぐ。約1割は雄で、9割がメスだと言う。今年10月に卵を絞る予定で、1匹から約700から800粒の卵を得ることができる。「2年間養殖した後、体長が20センチほどになったら出荷できる」と話す。 鎖川の支流舟ヶ沢から引く水は、水温が4.5℃。身が切れるほどの冷たさだ。養魚場の上流に民家などの建物はなく、源流の澄んだ冷たい水が流れ込むのが自慢。その渓流の水で、ヤマメもイワナも元気よく育つ。 「山の際だから、落ち葉が流れて来て、これが日課ですよ」と、排水口の網をデッキブラシでこすり、ごみを取り除く。「本物をつくりたい。そのためにやっているだもの」。笑顔がまぶしい。 問い合わせは 舟ヶ沢(ふながさわ)養魚場 斉藤正文さん 〒390−1104 長野県東筑摩郡朝日村古見(こみ)358 御道開渡(みどがいと) 電話・ファクス:0263・99・2350
水温4.5℃。身を切るほどの冷たさだ |




ぽかぽか陽気となり、船ヶ沢養魚場では、シャクナゲが満開になりました。 ヤマメ屋より2010.5.8