【がんばりやさん、がんばってます:長野県大町市】2011.2.5

長野県大町市大町名店街にあり、NPO法人北アルプスの風が運営する「がんばりやさんパン工房大町」の皆さんは、厳冬の今日も頑張って、パンを焼いています。お店の前に行くと、ぷ〜んと、パンのいい香りがし、いつも笑顔の皆さんが迎えてくれます。

名店街東の入り口のすぐ右にあるのが「共同作業所がんばりやさん」の拠点(左)。そこから数十メートルでパン工房です(右)。

おいしいパンを焼いているのは、大町市や北安曇郡の町村など、北アルプス山麓の障がいを持った皆さんです。パン製造担当の伊藤俊一さんと、太田ゆり子さんの職員二人がサポートします。パン工房に通う、がんばりやさんのメンバーは5人ほどおり、一日に1人か2人が交替して、朝8時半からパンを焼いたり、販売したりしています。

評判のいいのはゴマの生地にチーズが入ったごまチーズぱん(100円)。2010年の12月から売り出し、結構人気だとのことで、残念ながら取材に時には既に売り切れ、写真を撮ることができませんでした。

その他に、ピザぱん、クリームぱん、ソフトフランスも人気だそうです。季節により12から14種類ほど作っていますが、こだわりは「楽しく焼く」と、太田さんは、にこにこ顔で話してくださいました。

取材中、ちょうどいいタイミングで、信濃毎日新聞の向井紀文支局長が、お昼のパンを買いにご来店。

「さて、今日のお昼はどのパンにしようかな?」そんな向井支局長に、頑張りたさんたちは、笑顔で応対します。

信毎(しんまい・・・地元では信濃毎日新聞をこう呼びます)の向井さんは、2010年の4月赴任して来たばかりで、大町市では新米の住人です。いつも、大町市内を自転車で走り回って取材しており、カメラも取材ノートも、いつも背中のリュックサックに入れています。がんばりやさんのことも去年、新聞で取り上げてくれました。

そんな向井さんは「やっぱ、なんたって、名店街にこういうお店があるっていいっすよ。名店街・・・ここの雰囲気が好きなんですよ」と言いながら、パンを選び出しました。「レトロ・・・何とも言えないそういうところが好きで。そこに、お店のあかりが灯っているところが好きで・・・・。そのあかりを灯しているのが、ここの愉快な人たち。ここに寄るのが、ひとつの楽しみなんですよ」と、いくつもパンを買ってくださいました。

向井さんが帰ったあとも、皆さんはにこにこ。とにかく会話好きで、向井さんの(?)話しで、盛り上がっていました。

メンバーの1人原徹也さん(大町市)は「お客さんが来ると、会話ができるからいいね。こっちが勧めるんじゃなくて、買ってもらって、食べてもらって、パンの種類を少しずつ覚えてもらっているんですよ。選ぶのも楽しみだし、会話するのも楽しみ。お客さんがまた来たいと思う。それを目指してやっています」と、話していました。

メンバーたちは、同じ名店街の東の入り口にある「共同作業所がんばりやさん」で、クッキーも作っており、喫茶店もやっています。買い求めたパンは、その喫茶店で、コーヒーを飲みながらいただくことができます。

ほんの一例です。
左からツナぱん(130円)、ハムぱん(130円)、ウインナーぱん(130円)

左からプチカレーぱん(60円)、くるみぱん(110円)、ピザぱん(130円)

午前10時から午後1時。定休日は土、日曜日。
お問い合わせは、がんばりやさんパン工房大町 電話0261・23・7345