長野県大町市で9月20日にマーキングしたアサギマダラが、直線距離で1197キロ離れた奄美大島で11月10日に再捕獲されました。 前園泰徳さん提供
《前園さんからのコメント》 こちらも災害後でしたから、再捕獲は、久しぶりの嬉しいニュースでした。 とにかく林道という林道が豪雨で崩れたため、アクセスできる場所が限られているなかでの再捕獲でした。 1000km以上の旅をなしとげたこと、すばらしいですね。私もさらに追加マークをしております。 一昨年度は、私が奄美大島北部でマークした個体が、さらに南下していることもわかりました。 どこまで行くのか、楽しみです(ただ、南西諸島になると、ほとんど調査者がいないことが問題ですが)。 ____ 《のっぺ山荘での状況》 9月20日は、長野県内外の、子ども3人を含んだ総勢14人が、長野県大町市の「のっぺ山荘」で再会やマーキングを楽しみました。当日のマーキング総数は297頭で、そのうち私は17個体にマーキングしました。 鹿児島県奄美市の花園さんは11月10日に、3箇所からのマークの付いたアサギマダラを再捕獲しました。残る2個体のうちの1個体は、大町市に毎年アサギマダラの調査に来ておられる、東京都の栗田昌裕さんが福島県グランデコスキー場でマーキングし、残る1個体は兵庫県尼崎市の渡辺康之が兵庫県宝塚市美座1丁目 武庫川左岸(荒神川合流点南側)で10月13日にマーキングした個体だと分りました。 花園さんによりますと「まだ島内では豪雨の傷跡があちこちにそのまま残っている」とのことです。せめて奄美大島の皆さんの生活が一日も早く元のように戻ってほしいものです。 辛い思いでいる皆さんが、3箇所からのアサギマダラの再捕獲のニュースで、ちょっとでも明るい笑顔を取り戻してくださったら嬉しいですね。 手に取ったら重さも分らないほどの軽いチョウですが、これからもアサギマダラの報告が、奄美大島の皆さんに小さな幸せを運んでくれることを願っています。 再捕獲の情報を経由してくださった栗田昌裕さん、快く写真、データを提供してくださった花園泰徳さんに、心から感謝致します。 栗田昌裕さんのアサギマダラの記録は、 SRS研究所 「渡りをする蝶アサギマダラの移動調査記録」 http://www.srs21.com/asagi/y.htm 前園泰徳さんのブログは、 DEEP AMAMI http://deep-amami.cocolog-nifty.com/ ついつい企画:田原富美子 |
