【三角形の、おしゃれな毛皮のウエストポーチ制作:神奈川県中村なおみさん】2011.2.21

神奈川県の中村なおみさんは、三角形のおしゃれなウエストポーチを、リサイクルの革や毛皮を使って製作しています。すべて手づくりの素敵なウエストポーチを、先日送ってくださいました。
表面:おしゃれな三角のウエストポーチ

おしゃれでしょ!

中村さんがウエストポーチを三角形で作り出したのには意味があります。4年ほど前に始めたチョウの飼育。ミヤマカラスアゲハやジャコウアゲハなどを飼育しており、そうしたチョウの母チョウを入れて持ち帰る容器として作ったのが始まりです。

チョウを生きたまま持ち帰るためには、プラスチック容器や虫かご、三角紙を入れる、金属の三角缶などがあります。でももっとおしゃれで、夏でも温度が上がらず、中の母チョウの負担が軽いものをと、中村さんが思いついたのは、リサイクル毛皮で作る三角缶。自分が気に入って使っていた、バッグや革のスカートなどを再利用したものです。

毛皮のポーチは折りたたみ式で、開いてたためばA5サイズ程度になります。側面のマジックテープを重ねて組み立てれば、厚さ約6センチ、高さ約15センチの、大きなサイズの三角紙が楽に入る大きさとなり、ベルトに通せば、おしゃれなウエストポーチとなります。
裏面:5センチ幅のベルトが通ります
厚さは約6センチ

中村さんが送ってくださったのは、ヒョウ柄プリントの、ハラコの毛皮のポーチ。毛足は5ミリ程度で、すべて使いやすいように下側に向けています。本体は白っぽいベージュ色をした薄くて柔らかい革です。使ったバックはリサイクルのため、鞄メーカーのマークもそのまま残っており、蓋を開くと動物の足跡がちょっと見えて、それがまた可愛い!
ふたを開けるとこんな感じ

マグネットで開閉する蓋を開ければ、内側にはシルバーの裏地が見えます。芯には薄いプラスチックを使い、中は汚れてもさっとひと拭きできれいになるようビニールで工夫。しかも裏地は、表とは別の型紙を取って裁断し、たるみを作らないようにさらにひと工夫。そのため仕上がりがとってもきれいです。

「ビニールは一回針を通すと、穴が残り、そこから裂ける」と言われ、そこは中村さんの達人芸。数ミリ間隔で空けた穴に糸を通し、ひと針ひと針しっかり縫い込んであるため、内側であっても糸の縫い目がそろい、見た目も大変美しいです。

革は厚みがあってそのままでは縫いにくく、扱いにくいため「要所要所は、母の遺品の鎌倉彫のナイフを磨ぎながら削ぎを入れた」と、とっても自然な仕上がりに。

蓋に取り付けた内側のマグネットは「毛を一本一本起こしながら縫った」と言い、縫い目さえも目立ちません。中村さんのセンスの良さと、技術がきらりと光ります。

かなりの時間を要した手づくり品ですが、特別注文にも応じてくださるようです。

お問い合わせはついつい企画へ。ご紹介いたします。


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コメッチの独り言「お洒落な三角ケース」2011.3.7http://futao2.blog135.fc2.com/も参照してください。
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