今年は厳冬で、長野県大町市内は昼でも氷点下の日が続きました。 室内の気温や、日中の気温で屋根雪を融かし、ツララは夜の間に凍って成長しています。 大町市平(たいら)野口の、大町温泉郷の東を流れる鹿島川沿いにある㈲新生興業(大西能久さん経営)の倉庫では、毎年この時期にツララが成長します。2008年1月23日に撮影させていただいた時には3メートルありました。 大町市野口の㈲新生興業倉庫でできた、3メートルのツララ2008.1.23撮影 地元情報紙では、いつ折れるか分らないツララは記事にならず、夕刊のある信濃毎日新聞では、3メートルのツララを記事にすれば、「こっちは4メートルだ」との電話があり、4メートルのツララを記事にすれば、「こちらでは、5メートルになった」といった具合に、必ずツララ取材の依頼が次々と舞い込むと言うことで、結局新聞記事にならなかったツララでした。 新生興業の温度計による1月31日朝8時頃の気温は、マイナス9度。「今年はそんなに長くないです。でも牙みたいになっていますよ。いつもは融けて、かさっと落ちましたが、今年は、屋根の雪おろしもしましたが、そのままになっていて、ちっとも融けないですね」と、話していました。 翌日新生興業から電話があり、大西さんの小学校3年生の孫が、信濃毎日新聞大町支局の裏にある、3階建ての建物に「もっと長いツララを見つけた」と言います。 市内に行くついでに、早速教えていただいた3階建ての住宅を探しますと、北側に面した3階の屋根から、2階の窓下まで柱のようになって伸びた、どっしりとした巨大ツララが下がっていました。長さは5、6メートルあるのかも知れません。 市内の別のところでは、窓をすっぽり被い、内側に折れ曲がっているツララがありました。窓ガラスを壊してしまったのでしょうか。今年は大町市内のあちこちで、いろいろなツララを見ることができています。 |






